深セン地下鉄 蛇口線

深セン地下鉄蛇口(シェーコウ)線は赤湾(チーワン)〜新秀(シンシウ)間29駅36.2kmを結ぶ路線である。全区間が地下。全区間複線(右側通行)で、架線集電方式による直流1,500V電化。軌間は1,435mm(標準軌)。車両基地は赤湾駅付近に位置する蛇口西車両段。2010年12月28日に赤湾〜世界之窓(シージエジーチュアン)間、2011年6月28日に世界之窓〜新秀 間が開通した。深セン地鉄集団有限公司が運営する。

列車は6両編成で運行される。車両は長春軌道客車製で、2010年〜2011年にTc-M-M-M-M-Tc(4M2T)の6両編成35本(210両)が製造された。車体はアルミ合金製。車両番号は4桁で、付番方法は、千の位が2(路線番号)、百と十の位が編成番号、一の位が号車番号である(第1編成の場合は2011-2012-2013-2014-2015-2016)。

(路線図:管理人制作)

蛇口線の電車。長春軌道客車製。羅宝線の2次車をベースとした6両編成。窓下にラインカラーの橙の帯を巻く。

大劇院にて
赤湾駅に入線する始発列車。
車内の様子。5扉車で、座席はステンレス製。
各扉の鴨居部にはLCDが1基設置されており、右隣には深セン地下鉄の路線図が掲示されている。
LCDの表示内容。次駅案内・行先案内・出口案内などが表示される。
各側窓の上にも、広告放映用のLCDが設置されている。
車内照明はすべてLEDを採用している。
貫通路。
貫通路上には防犯カメラが設置されている。
貫通路の上にある、長春軌道客車の車内名板(ステッカー)。
終着駅の赤湾駅。島式ホームの1面2線で、降車ホームと乗車ホームが分離されている。プラットホームスクリーンドア(PSD)は全駅に設置されている。
ホームの駅名標。
各ホームの天井にはLCDが設置され、列車到着までの残り時間や広告などが表示される。
第2期区間の終点の新秀駅。構造は赤湾駅と同一。
湾廈駅は2面3線で、中央の1線は通常使用しない。
蛇口港駅。蛇口港に隣接している。エントランスはガラス張り。
開業約半年後の湾廈駅の周辺の様子。周りのマンションやビル・道路はまだすべて工事中であった。
車両規格は「A型」。車内のLCDは各種列車・駅情報を表示する。

HD Video
海月駅に到着する、赤湾行きの列車。

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湾廈駅に到着する、新秀行きの列車。

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長春軌道客車製電車走行音(赤湾→蛇口港)IGBT-VVVF制御で、制御装置はBombardier(ボンバルディア)製。
Tc-M-M-M-M-Tc(4M2T)の6両編成。
自動放送は北京語・広東語・英語。
長春軌道客車製電車走行音(海月→登良)
長春軌道客車製電車走行音(黄貝嶺→新秀)
長春軌道客車製電車走行音(新秀→黄貝嶺)

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