国立鉄道博物館(スペイン語:Museo Nacional Ferroviario Raúl Scalabrini Ortiz)は、ブエノスアイレスのRetiro(レティーロ)駅付近にある鉄道博物館である。 1968年に開業した。かつてRetiro駅の貨物を取り扱っていた建屋を博物館に改装したものである。館内では、鉄道に関する様々な展示品(駅等で使用されていた部品、切符、制服、車両の模型等)が並べられている。実車の展示、建屋の正面にFerrocarril General Urquiza(ウルキサ将軍鉄道)の蒸気機関車が置かれている他、建物の背後に大統領専用車両が保存されている(大統領専用車両は通常は非公開)。 住所:Av. del Libertador Gral. San Martín 405, CP (1104), Retiro 営業時間:10時〜18時 休館日:祝日(通常の土日は営業) 入館料:無料 |
国立鉄道博物館の正門。Mitre線Retiro駅の正面向かって左脇(Retiro駅から約350m)にある。 | |
博物館の建屋外観。 | |
博物館の建屋の入口前に置かれている蒸気機関車。 | |
蒸気機関車の車両番号プレート。「Ferrocarril Nacional General Urquiza(ウルキサ将軍国有鉄道)658」と書かれている。 | |
機関車の背後。運転室を見学することが出来る。テンダー式機関車であるが、テンダー部分はなくなっている。 | |
博物館の入口。緑色のドアを開けて入る。 | |
博物館の内部。実車展示は少ないが、様々な鉄道関連の部品が展示されている。中二階にも展示スペースがある。 | |
Sarmiento線の川崎車輛製電車の模型。 | |
客車の模型。 | |
乗車券類の展示。 | |
展示スペースは2部屋に分かれている。もう1部屋のメインの部屋の様子。 | |
Roca(ロカ)線の電車の模型。3両編成で展示されている。 | |
小田急電鉄9000形に類似する前面形状が特徴のRoca線の電車。1985年導入時の塗装。 | |
Roca線電車の模型の銘板。 ロカ将軍線近郊サービスの電化〜第一期〜 交流25kV電車 丸紅-東芝 日本鉄道車両輸出連合 1985年10月 と刻まれている。 | |
Mitre線の「Toshiba」電車の模型。1962年製。 | |
中二階へ続く階段。 | |
1949年〜1993年に存在したアルゼンチン国鉄「FERROCARRILES ARGENTINOS」(アルゼンチン鉄道)のロゴマーク。 なお、2015年から再国有化により、当ロゴマークが復活した。 | |
階段から展示スペースを眺める。 | |
建屋外のホームに展示されている車両。車両に近づくことはできない。 | |
Retiro駅側から見た車両。 | |
Retiro駅から見た、博物館建屋に掛かっている博物館の垂れ幕。 |
アルゼンチン国立鉄道博物館パンフレット(表/裏) 三つ折り。博物館の概要や展示品の案内が記載されている。 |
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