15000系第1編成甲種輸送

東西線向けの新形式車両「15000系」の第1編成(51F)が日立製作所 笠戸事業所(山口県下松市)にて落成し、同編成の甲種輸送が、2010年2月19日〜21日にかけて下松→中野 間で行われた(なお、中野→深川検車区は東西線の電車(10両編成)によって牽引された)。
当形式はラッシュ時の輸送改善を目的として、全ての扉がワイドドア(開口幅1,800mm)となっているのが最大の特徴で、ワイドドア車両の増備は05系14F〜18Fに次いで18年ぶりとなる。また、東京メトロ初の行先表示機へのフルカラーLEDが採用され、扉上には東西線初のLCDによる案内装置が設置されている。2012年度までに合計13編成が日立製作所で製造される予定である。

関連ページ:15000系 細部・形式写真15000系営業運転開始15000系63F 甲種輸送・搬入回送

EF66形に牽引されて、岐阜県内を走行する15000系第1編成の甲種輸送列車。

岐阜〜木曽川にて
稲沢線(貨物線)を走行する甲種輸送列車。

稲沢〜清洲にて
両先頭車の先頭部は汚損防止のため、カバーが取り付けられている。ワイドドアと独特の窓配置に目を引く。
名古屋駅を通過し、名古屋の中心部を行く。新幹線や名鉄とも離合する。
安城駅の側線に入線し、後続の旅客列車を退避する。
EF66形との連結部。
二川駅を通過する。
静岡県袋井市内を行く。

袋井〜愛野にて
静岡駅の副本線を通過する。
静岡貨物駅で退避した後、日が傾く中を東に向かってひた走る甲種輸送列車。

由比〜蒲原にて
先頭部の基本的な形状は05系13次車・東葉2000系と同一。前照灯・尾灯は横一列に配置。
根府川駅を通過する、東西線15000系第1編成(51F)甲種輸送列車。

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