台鐵×しなの鉄道 車両デザイン相互交換

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台鐵(台湾鐵路管理局)としなの鉄道は「友好協定」による交流事業の一環として、互いに相手の鉄道車両のデザインを纏った車両を運行している。それぞれ約3年間運行される予定である。

しなの鉄道では2018年11月15日から115系3両1編成(S9編成)に台鐵EMU100型のデザインの塗装を施して運行している(「台鉄自強号色」と呼称されている)。

また、台鐵では2019年1月8日からEMU500型4両1編成(第33編成;EMU533編成)にしなの鉄道115系のデザインのラッピングを施して運行し、主に区間車として縦貫線で運行している。

当イベントの他、両社では乗車券交流、「友好協定・田中駅 姉妹駅提携記念 駅名標」の設置、台湾鐵路管理局視察来日・田中駅記念式典開催等の取り組みが行われてきた。

台鐵と日本の鉄道事業者での車両デザイン相互交換は、京急電鉄(2016年〜2017年)・東武鉄道(同左)・JR四国(2017年〜2018年)に次いで4例目である。

しなの鉄道色となったEMU500型EMU533編成。主に海線・山線(竹南〜彰化 間)で運行されているが、運用の都合により縦貫線のその他の区間で運行される場合もある。
しなの鉄道色はそもそも「将来のステンレスカー導入を考慮した色」(しなの鉄道公式サイトによる)であり、ステンレスカーであるEMU500型には実にマッチしている。なお、「将来のステンレスカー」とは営団地下鉄5000系(冷房改造車)を指していた(後に計画中止)。EMU500型と営団5000系は奇しくも腰部の前照灯の位置や前面の構造が類似しており、もし本当に営団5000系がしなの鉄道に導入されていたらこのような雰囲気だったのかもしれない。

沙鹿〜龍井にて
成追線経由の通霄行き運用に入る、しなの鉄道色のEMU533編成(後追い)。

成功にて
豊原駅に停車中。
一般色のEMU500型(EMU531編成)との併結。

上写真:豊原にて
下写真:成功にて
しなの鉄道色のEMU533編成の車内。しなの鉄道に関する装飾や広告の掲示は特段行われていない。
台鐵EMU100型をイメージした「台鉄自強号色」にて運行されている、しなの鉄道115系S9編成。EMU100型がしなの鉄道所有の115系電車と同時期に製造された車両であることや、両車両が姉妹駅協定を締結した田中駅を通る列車として運用されていたことから、EMU100型をイメージした塗色を115系に施すこととなった。

信濃追分〜御代田にて
平原〜御代田を行く115系S9編成。
これまでの台鐵と日本の鉄道事業者(京急電鉄・東武鉄道・JR四国)での車両デザイン相互交換はすべてラッピングによる再現であったが、この115系S9編成では初めて塗装による再現である。
(なお、後に登場した、南海ラピート色の台鐵E200型電気機関車(E212・E213)も塗装による再現である)

平原〜御代田にて
屋代〜千曲にて
西上田〜上田にて
犀川橋梁を渡る。背後に新幹線の橋梁も並んでおり、まるで大漢溪橋(樹林〜浮洲)を渡るシーンのようだ。

川中島〜安茂里にて
長野駅に入線する。
観光列車「ろくもん」(S8編成)と並ぶS9編成。

小諸にて
小諸駅を発車する、長野行きの列車。

小諸〜滋野にて
クモハ115-1527
モハ114-1048

妻面も、実車に合わせた塗分けとなっている。
クハ115-1223
各車両の側面車両番号表記の上に描かれた、台鐵の社紋。
しなの鉄道の車内広告。台鐵との友好協定・田中駅姉妹協定締結に関する広告が掲示されている。
田中駅姉妹協定締結に関する広告。
EMU100型塗装再現の広告。
しなの鉄道115系S9編成のカラーデザインの元となっている、台鐵EMU100型。

南港にて
台鐵EMU500型EMU533編成のラッピングデザインの元となっている、しなの鉄道115系。

上写真:長野にて
下写真:屋代〜千曲にて
台湾鐵路管理局(台鐵)との「友好協定」による交流事業の一環として、EMU100型をイメージした塗装に変更された、しなの鉄道115系S9編成(クモハ115-1527 + モハ114-1048 + クハ115-1223)。2018年11月15日より運行を開始した。

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