松山〜南港間切替前最終列車・切替後一番列車

地下化切替前最終列車
地上区間最終日である2008年9月20日の23時台の松山駅ホーム。
松山駅第1ホームの台北寄り先端部。最終列車を撮影しようと、既に多くのファンやテレビ局の取材陣、工事関係者が待機している。
最終電車間近の松山駅第1ホームの様子。左の1A番線に停車中の復興号は回送列車。
松山駅の臨時正面駅舎の改札口。最終列車発車前に既に自動改札機や自動券売機は取り外されていた。
取り外された自動券売機。新駅に移設したと思われる。
上り最終営業列車である号28次(高雄発七堵行き)。3分遅延の23:56に発車した。
真の上り最終列車である回送列車。E401+DHL106の重連。0:00に発車。
下り最終列車(地上駅時代の松山駅を発車する最後の列車)の自強号1074次(花蓮発樹林行き)。TEMU1000型1003F+1004Fで運行。ホームの人々の盛り上がりはピークに達した。多くのファン・報道取材陣・関係者に見送られながら、列車は2分遅れの0:03に発車し、松山駅地上駅は1891年からの117年間の歴史に終止符を打った。

地上区間上り最終区間車 前面展望動画松山駅西側のトンネル内にある新旧線路分岐点通過する上り最終の区間車2558次(楊梅発基隆行き)の前面展望。既に分岐点には多くの作業員が待機し、線路付け替え工事に備えている。
地上区間下り最終列車 車窓動画松山駅を発車する下り最終自強号(太魯閣号)1074次の車窓。松山駅や虎林街踏切には多くのファン・報道取材陣が集まり、最終列車を見送った。

地下化切替後一番列車
翌朝(2008年9月21日)の地下化切替区間の上り一番列車の区間快車3000次(新竹発基隆行き)。EMU700型704F+703Fで運行。

台北にて
上り一番列車(区間快車3000次)の先頭車車内。テレビ局の取材陣が運転室に詰め掛けた。
松山駅新ホームに到着した上り一番列車。工事関係者が待機し、一番列車を祝った。
松山駅新ホームに停車中の一番列車。
南港駅新ホームに到着した上り一番列車。
上り一番列車が南港駅を発車した後に到着した下り一番列車の区間車2127次(基隆発新竹行き)。EMU600型610F+614Fで運行。
地下新線の下り線は電気工事が終了しなかったため、下り一番列車は南港駅で15分ほど立ち往生したのち、台北駅まで上り線を走行した。
下り線の電気工事は8:15頃まで完了せず、その間台北〜松山〜南港間は上り線を使用して単線運転を行ったため、縦貫線の上下列車は上り一番列車等の一部列車を除いて平均20〜30分の遅れが生じた(昼頃までには回復)。

写真は南港駅で運転抑止中の下り一番列車。

地下区間上り最終区間車 前面展望動画松山駅に入線する上り一番列車(区間快車3000次)の前面展望。

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