台鐵E200型電気機関車 南海「ラピート」色

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南海電鉄は台鐵(台湾鐵路管理局)と交通部観光局とのコラボレーションにより、台鐵のE200型電気機関車2両(E212・E213号機)に南海電鉄の特急「ラピート」号(50000系)で使用されている「ラピートブルー」(ブルーマイカ)に塗装し、特別ラッピングを施した。

この企画は台湾・日本の友好を深めるとともに、台湾における特急ラピートおよび大阪の観光名所の認知度を高め、訪日旅行の更なる促進を目的に実施されたものである。

E200型に塗装された「ラピートブルー」(ブルーマイカ)は日本(南海電鉄)から空輸されたもので、南海50000系で使用されている塗料と同一とのことである。ラッピングのデザインは2両で異なり、E212号機は台北等の先進的な街並みに調和するシンプルなデザイン、E213号機は大阪らしい賑やかなイメージを表現するとともに、南海50000系の外観をデザインしたものとなっている。E212号機は「台日友誼号」、E213号機は「藍武士号」の愛称が付与された。なお、「藍武士号」は台湾で特急「ラピート」号の愛称として使用されている(「ラピート」という名称が台湾では馴染まないことから、2018年11月に台北国際旅行博覧会で「ラピート愛称総選挙in 台湾」を実施し、「藍武士号」が最多票を集めた)。

2019年1月14日に樹林駅で車両のお披露目の式典を行い、翌15日より運行を開始した。当初は2019年7月13日までの運行予定であったが期間を延長し、さらに2019年9月3日からは南海電鉄空港線25周年の記念ロゴを2両の前面・側面に追加したうえで運行を再開した。記念ロゴ追加後の運行期間は2020年1月13日までの予定であったが、こちらも運行期間を延長している。

台鐵ではこれまで友好協定・姉妹提携等を結んでいる日本の鉄道事業者のうち4社(京急電鉄・東武鉄道・JR四国・しなの鉄道)と車両デザイン相互交換企画を実施している。一方、南海電鉄と台鐵は友好協定・姉妹提携等は結んでいない(2020年1月現在)。

「ラピートブルー」(ブルーマイカ)に塗装されたE200型E212号機。南海電鉄の特急「ラピート」号(50000系)と同一の塗料が使用されている。

新竹にて
新竹駅に停車中のE212。運行範囲は台鐵の電化区間ほぼすべてで、キョ光号の牽引としての他、貨物列車等の牽引としても使用される。まさに神出鬼没の存在で、現地での目撃情報が要となる。
汐止に入線するE212(七堵行きのキョ光号を牽引)。
員林駅に入線するE212。
員林駅に停車中。
E212号機は「台日友誼号」で、前面には「Taiwan to Japan」や「台日友誼列車」の文字の他、両国の国旗が描かれている。
2019年9月3日からは助士席側に南海電鉄空港線25周年の記念ロゴが追加された。
なお、「ラピートブルー」(ブルーマイカ)への塗装変更の際に下地処理をしていないためか、元の塗分けが少し浮き出ている。
E212の側面。
側面に描かれた、Taiwan to Japanの文字と台湾・日本の国旗、南海電鉄空港線25周年の記念ロゴ。
側面の南海ラピートをアピールする文字と、大阪と関西空港の位置を示した地図。なお、反対側の側面には南海50000系のイラストが描かれている。
E200型E213号機。前面には南海50000系の前照灯やセンターピラー(飾り角)をイメージしたラッピングが施されている。愛称は台湾で特急「ラピート」号を表す「藍武士号」。

竹田にて
高雄駅に停車中のE213。
E213の側面には大阪の街並み(通天閣・パークスタワー・づぼらや道頓堀店のふぐの提灯・大阪城・道頓堀のグリコサイン)、南海50000系、関空戦士ラピートルジャーが描かれている。また、この写真では見づらいが、南海50000系の特徴である楕円形の窓も側面に描かれている。
2019年9月3日よりE213の前面及び側面に追加された、南海電鉄空港線25周年の記念ロゴ。E212のものとはロゴの寸法・カラーが異なる。
今回の特別デザインの元となっている南海50000系。

上写真:新今宮にて
下写真:今宮戎にて
南海電鉄とのコラボレーションにより、同社の特急ラピートのカラーリングと同一のラピ ートブルー(ブルーマイカ)塗装と特別ラッピングが施された、台鐵E200型電気機関車のE212号機とE213号機。日本から空輸された塗料が使われているとのことである。
2両でデザインは異なり、E212号機は「台日友誼号」、E213号機は「藍武士号」の愛称が付与された。2019年1月15日より運行開始。

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