高雄捷運(高雄MRT)

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世運駅を発車した高雄捷運紅線の列車。(油廠国小にて)

高雄(カオション)は台北に次いで2番目に捷運(MRT)が開通した都市である。高雄市を南北に走る紅線と、東西に走る橘線がいずれも2008年に開通し、十字型の路線網を形成している。2015年にはライトレール規格の環状軽軌がプレ開通した。高雄捷運は台北とは異なりBOT (Build-Operate-Transfer) 方式を採用しており、民間会社である高雄捷運公司(KRTC)が路線の建設・運営を行う。路線計画及び建設監督は公的機関である高雄市政府捷運工程局が行った。

軌間は全路線1,435mm。車内自動放送は、北京語(國語)、台湾語、客家語、英語の順に4言語で放送される。各駅には駅ナンバリングが導入されている(紅線の路線記号は「R」、橘線は「O」、環状軽軌は「C」)。

高雄捷運公司公式サイト(中国語(繁体字)):http://www.krtco.com.tw/
高雄捷運公司公式サイト(英語):http://www.krtco.com.tw/en/index.aspx

(路線図:管理人制作)

紅線
橘線
環状軽軌

普通乗車券(表/裏)
直径3cmのICトークン式。運賃は対距離区間制で、初乗り20元(5kmまで)。
一日乗車券(表/裏)
ICカード式。200元で、うちデポジットが70元。使用後窓口にて返却するとデポジット代が払い戻される。
高雄捷運の各種パンフレット
各駅にて配布されている。
自動券売機
オムロン製。
自動改札機
乗車券はICトークン式で、入場時はセンサーにタッチする。出場時はICトークンを投入口に投下する。
自動改札機の周りには台北捷運と同様に黄色線が引かれ、この線より内側は飲食禁止となる(改札の内側や車内はすべて飲食禁止)。

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