ETS(Electric Train Service)

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「ETS」はKTMB(マレー鉄道公社)が運行する、Ipoh(イポー)〜KL Sentral(ケイエルセントラル)〜Seremban(スレンバン)間を結ぶ都市間特急列車である。2010年8月12日に運行を開始した。「ETS」はElectric Train Serviceの略称で、マレーシア初の特急型「電車」である。
列車は6両編成で運転される。電車の車両形式は「Class91」(9100型)。丸紅が主契約者として受注し、車両製造を現代ロテム(韓国)、電気制御系統を三菱電機が担当。2009年〜2010年に6両編成5本(30両)が製造された。設計最高速度は160km/h、営業最高速度は140km/h。2009年〜2010年に6両編成5本(30両)が製造された。車両寸法は長さ22,950mm×幅2,750mm×高さ4,000mm。号車はアルファベットで表記され、C号車にビュッフェ、B号車とE号車に化粧室(車椅子対応)を備えている。
(路線図:管理人制作)

ETS用特急電車、「Class91」電車。4M2Tの6両編成(3両ユニット×2で構成)で、車両番号は第1編成であればC9101-T9101-M9101-M9102-T9102-C9102の順に振られている(C=運転台付車両、M=電動車、T=付随車)。
車体はステンレス製。製造は現代ロテムが担当し、電装品は三菱電機製である。マレーシア初の特急型電車で、IGBT-VVVF制御もマレー鉄道の車両では初採用である。

Bank Negaraにて
Bandar Tasik Selatan駅に入線するETS。
Seremban駅に停車中のClass91。
台車はボルスタレスで、新設計のものが採用されている。現代ロテム製。メーターゲージ(軌間1,000mm)でトップクラスの、設計最高速度160km/hの高速走行に対応している。
側面の行先表示機。なお、前面にも行先表示機を備えている。
シングルアームパンタグラフ。架線電圧は交流25,000V。
車内の様子。座席配置は、マレー鉄道標準の集団離反式である。
2人掛け座席。
車両中央部の座席配置。集団離反式のため、座席向きは固定であるが、部品共通化のためか「使われることのない背面テーブル」が設置されている。
客室端部。デッキとの仕切り扉は手動。
車端部のLCD。ETSの宣伝や「ハリーポッター」、「トムとジェリー」等を放映していた。現在時刻と現在の速度を上部に表示。
現代ロテムの製造銘板。
C号車。半室ビュッフェが設置されているため、窓配置が変則的。
ビュッフェの様子。窓側にカウンターも設置されている。
ビュッフェで販売している弁当。複数種類が用意されていた。
B号車とE号車の化粧室。2つ設置されており、片方は車椅子対応型である。
B号車とE号車の客室には、車椅子スペースが設置されている。
クアラルンプール駅の一角に新設された、ETS用のチケットカウンター。PCコーナーや休憩スペースも併設されている。
Kuala lumpur駅1番線に入線する、Seremban行きETS。

Full HD Video
Bank Negara駅を通過する、Ipoh行きETS。

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Bandar Tasik Selatan駅を発車する、Ipoh行きETS。発車の際には、警笛を鳴らす。

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Class91走行音(Bangi→Nilai)IGBT-VVVF制御で、制御装置は三菱電機製。
Mc-T-M-M-T-Mc(4M2T)の6両編成。
自動放送はマレー語・英語。
Class91走行音(KL Sentral→Bandar Tasik Selatan)

ETS乗車券
ETS各種パンフレット

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