元 JR西日本・JR九州14系客車内装

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オハフ15 42の車内。JR西日本時代も大きな改造は施されず、原型に近い車内である。
オハフ15 23の車内。
オハフ15 23・42とも国鉄時代からの簡易リクライニングシートのままである。リクライニイングした際、背面に常に背もたれに体重をかけていないとリクライニングが戻ってしまう。
窓の上の座席番号表記のプレートは日本のままである。Shuttle 40/41列車は普通列車ながら全席指定席のため、このプレートも引き続き活用されている。
オハ14 257の車内。200番台の車両はJR西日本が1988年にシュプール号向けに内装更新した車両(「リゾート&シュプール」車)で、座席等が交換されたほか、スキー用の大型荷物置場を設置した。
オハ14 257の座席。背面テーブル付きのフリーストップリクライニングシートで、リクライニング角度は非常に大きい。
オハ14 257の車端部には更衣室も設けられている(更衣室が設置された「リゾート&シュプール」車はオハ14 251〜257の7両のみで、そのうちマレーシアに来た車両はこのオハ14 257が唯一である)。
オハ14 257のスキー置き場。常夏のマレーシアにおいて、ここにスキー板が置かれることは今後永久になさそうだ。
スハフ14 204の車端部。荷物置き場に加えて車販準備室が設けられ、「シュプール号」最盛期には車内販売員が乗務していた。現在は施錠されている。車販準備室が設置された「リゾート&シュプール」車はスハフ14 201〜204の4両で、そのうちマレーシアにはスハフ14 202と204が渡った。
座席はオハ14 257と同様に、背面テーブル付きのフリーストップリクライニングシートを備える。
JR西日本の車両の特徴である、段差注意の4ヶ国語表記。そのまま残されている。
側窓は投石による破損被害を受けた車両もある(二重窓のおかげで外側だけの破損で済んでいる)。
トイレは使用可能。マレーシアの風習に合わせてトイレシャワーが設置された。
洗面台。センサー感知式で、メンテナンスも行き届いている。
スハネフ15 2の車内。2017年1月現在、全世界で唯一定期営業運転に就いている日本のブルートレインの車両である。電源車扱いとなっているものの、施錠はされていないため乗車は可能。ただ、冷房・照明は切られており、サウナと化した車内に長時間滞在することは体力的に厳しい。
寝台の様子。JR九州時代に張り替えられた派手なモケットもそのまま使用されている。、「Malayan Tiger Train」時代は寝台車として使用されていた。
上段の寝台。
寝台脇の照明。
寝台番号のプレートはマレー語のものに交換されている。
現在は客扱いしない前提の車両のため、一部は座面が撤去されていたり、マットレスが散乱していたりする区画もある。
デッキとの仕切り扉。
スハネフ15 2のトイレ。トイレの折り戸にはJR九州特有の「ひらく扉にご注意」のステッカーも残されている。個室内にはトイレシャワーを追加。
乗務員室。日本語表記の上に英語表記が追加された。
スハネフ15 2の方向幕の駅名対照表。
ドア脇の非常用ドアコック位置表示のプレート。元からある日本語表記のものに加え、同じデザインで英語表記のものが追加された。

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