元 JR西日本・JR九州14系客車外観

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Shuttle 40/ 41列車に使用される14系座席車4両+14系寝台車1両。塗装は14系客車の元の塗装を活かしており、両端部はトラをイメージしたオレンジ色に塗り分けられた。

Pulau Sebang(Tampin)にて
低床ホームに対応するため、ドアの下にはステップ(梯子)が設置されている。14系は日本時代から元々ステップがあるが、踏み台が1つ多いものに交換。ドアは手動開閉で、走行中でも開けっ放しで走っている。
ドア脇に貼付されたKTM(マレー鉄道)のロゴ。
方向幕は一部がそのまま残っており、適当な行先を表示している。写真は山陰本線の「香住」表示と「竹野」表示の中間で止まった方向幕。
外れてしまった方向幕。反転した「秋田」表示が見えている。
車端部の銘板も残されている。
オハフ15 42。元JR西日本の宮原総合運転所所属で、JR西日本時代は「ムーンライト」号等の夜行臨時列車にも使用された。マレーシアでの塗装変更された車両の中で唯一、白帯が前面まで回り込んでいる。
上から見たオハフ15 42。
オハフ15 42の車両番号表記。JR西日本時代のステンレス切り抜き文字が残されている。この部分だけ見ると、床下機器の表記を除いてJR西日本時代と大差ない。
スハフ14 204。元JR西日本の宮原総合運転所所属で、JR西日本時代に「リゾート&シュプール」塗装となっていたが、マレーシアでは他の車両と塗装を合わせるため、14系の原色に近い塗装に塗り直された。
スハフ14 204の車両番号表記。「リゾート&シュプール」塗装から塗り替えた際に、何故か「スハネフ」表記に変更された(寝台設備が追加された訳ではない)。
オハ14 257。元JR西日本の宮原総合運転所所属で、スハフ14 204と同様、JR西日本時代に「リゾート&シュプール」塗装となっていたが、マレーシアでは他の車両と塗装を合わせるため、14系の原色に近い塗装に塗り直された。
オハ14 257の車両番号表記。こちらも「リゾート&シュプール」塗装から塗り替えた際に、何故か「スハネフ」表記に変更された(寝台設備が追加された訳ではない)。記号(カタカナ)表記は現地では本来不要であり、他国に譲渡された日本の譲渡車では塗装変更の際に記号表記を塗り潰す例が多いが、ここでは日本製であることをアピールするために敢えて記号表記を復元している。
オハフ15 23。元JR西日本の宮原総合運転所所属で、JR西日本時代は「ムーンライト」号等の夜行臨時列車にも使用された。
スハネフ15 2。元JR西日本の熊本車両センター所属で、JR九州時代末期は寝台特急「富士」・「はやぶさ」として運行された。マレーシア譲渡後、「Malayan Tiger Train」時代は寝台車として使用されたが、現在は電源車として使用されており、客扱いはしていない。
スハネフ15 2の車両番号表記。JR九州時代のステンレス切り抜き文字が残されている。

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