ミャンマー国鉄元 松浦鉄道MR-100形

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松浦鉄道MR-100形は1988年〜1992年に製造された車両である。MR-101〜MR-111及びMR-121〜MR-126の17両が製造された。製造会社は新潟鐵工所で、同社標準の軽快気動車(NDC)。車両寸法は長さ16,300mm×幅2,998mm×高さ4,045mm。最高速度は80km/h。車体は鋼製。

後継のMR-600形導入に伴い2007年〜2012年にかけて順次廃車となり、全車両がミャンマー国鉄に譲渡された。現地到着後、ステップ設置、車軸の改造、冷房装置の撤去、塗装の変更(一部車両のみ)等の改造が施された。松浦鉄道で廃車となった車両から順次譲渡されたため、ミャンマー国鉄での車両番号は松浦鉄道時代の車両番号順にはなっていない。

2009年より営業運転を開始した。


【新旧車両番号対照表(松浦鉄道時代→ミャンマー国鉄、の順に表記)】
MR-104:RBE2547
MR-102:RBE2552
MR-103:RBE2553
MR-123:RBE2554
MR-124:RBE2555
MR-105:RBE2558
MR-122:RBE2559
MR-101:RBE2560
MR-108:RBE2561
MR-106:RBE2564
MR-107:RBE2565
MR-121:RBE2566
MR-109:RBE2575
MR-110:RBE2576
MR-111:RBE2577
MR-125:RBE2578
MR-126:RBE2579

RBE2577(元 MR-111)。2013年にミャンマー国鉄でデビューし、松浦鉄道時代の塗装のまま活躍している。

Toe Gyaung Kalayにて
正面から見たRBE2577。前面の行先表示器が抜かれ、前照灯下にミャンマー国鉄の車両番号が追加された。
RBE2527(元 のと鉄道NT126)との2両編成を組んでToe Gyaung Kalay駅に停車中のRBE2577。
Toe Gyaung Kalay駅にて機回し中のRBE2577。
2013年8月にはRBT800客車と組み、ダゴン大学支線直通(Yangon〜Dagon University間)の運用に充当されていた。

Toe Gyaung Kalayにて
車両番号はミャンマー国鉄での車両番号「RBE2577」と、松浦鉄道時代の車両番号「MR-111」が併記されている。
車体側面に追加されたインテーク(空気取入口)は車体色に合わせて塗られている。
RBE2577の窓からポーズをとる地元の子供。
RBE2577の車内の様子。松浦鉄道時代と大きな変化はなく、座席のモケットの柄もそのままである。
RBE2577の運転台周り。
冷房は使用せず、貫通扉を開放したまま運行する。
折戸に残る松浦鉄道時代の広告。
MR-111の運転台。
RBE2576(元 MR-110)。

DRC(Insein)にて
RBE2576・MR-110の側面車両番号表記。
RBE2576の車内の様子。
松浦鉄道の路線図・停車駅案内。
側窓に貼られたままの松浦鉄道時代の広告。
RBE2576の運転台周り。
乗務員室仕切りの周りには日本語表記がそのまま残っている。
「MR-110」の車両番号プレートと、、富士重工の製造銘板(昭和63年製)。
MR-110の運転台。
RBE2555(MR-124)。
RBE2555には前面方向幕が残存していた。
Yangon発Insein行きの、RBE2575(MR-109)+RBE5019(キハ58 1514)。異国の地でJR車と手を組む。

Yangonにて
2013年8月には、Yangon-Mandalay線のPyinmana〜Tatkon間の運用に就いていたRBE2575+JR東日本キハ52形。すれ違う列車から撮影していると、乗客が一斉に手を振ってくれた。
2014年12月、Yangon Repair Shop(Yangon工場)で修理待ちのRBE2575。JR貨物の19F形コンテナとの並び。
Yangon Repair Shop(Yangon工場)で修繕中のRBE2566(MR-121)。
RBE2547(MR-104)。MR-100形で最初にミャンマー国鉄でデビューした車両である。ミャンマー国鉄のRBE標準塗装であるクリームと赤のツートンカラーに塗り替えられている。
ティラワ港線の運用に入るRBE2547。

Thilawaにて
Thilawa駅構内で機回しを行うRBE2547。
RBE2547の車内の様子。
非常ブレーキボタン・通報ボタン。
RBE2547の運転台。
エンジン起動・停止のボタンには英語表記が追加されていた。
松浦鉄道時代そのままの塗装で活躍するMR100形(RBE2575=旧MR-109)と、ミャンマー国鉄RBE標準塗装に変更された、元JR東日本キハ58 1514(RBE5019)。日本ではありえなかった組み合わせで編成を組んで活躍している。
ジャンパ栓やブレーキホース(エアーホース)は車両間で一切接続されておらず、進行方向の先頭車のみがエンジンを稼動させ、牽引及び制動を行う。

キハ58は検査を受けたばかりのようで、車体や床下の塗装が美しい状態である。

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大きな三角屋根のホームが印象的なThin Gan Gyun駅を発車する、ヤンゴン-マンダレー線・ティラワ港線直通のThilawa行き列車。RBE2577(元 松浦鉄道MR-111)+RBE2527(元 のと鉄道NT126)の2両編成。乗務員が発車時に車内から手を振ってくれた。

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Yangon駅(ヤンゴン中央駅)を発車する、ティラワ港線・ヤンゴン-マンダレー線・ヤンゴン-ピィ線(ヤンゴン環状線)直通のInsein行き入庫運用列車。RBE2577(元 松浦鉄道MR-111)+RBE2527(元 のと鉄道NT126)の2両編成。

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エンジン音を高らかにToe Gyaung Kalay駅を発車する、Yangon(ヤンゴン中央駅)行きの列車。車掌が旗を振って発車合図を送っている。

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Toe Gyaung Kalay駅にて機回しを行い、RBE2527(元 のと鉄道NT126)と連結するRBE2577(元 松浦鉄道MR-111)。

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Ohkposu駅に入線するYangon方面Insein行きのRBE2577(元 松浦鉄道MR-111)+RBE2527(元 のと鉄道NT126)。

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金色に輝くパゴダ(ミャンマー様式の仏塔)をバックに走る、Thilawa行きの列車。

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駅でもないところで停車し客扱いを行う、ティラワ港線の列車。

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草生したThilawa駅に入線するRBE2547(元 松浦鉄道MR-104)+RBT800客車。

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Thilawa駅構内に忘れ去られたように佇んでいる元JR北海道24系客車2両(オロハネ25 554・オハ25 551)の前を行き交う、入替作業中のRBE2547(元 松浦鉄道MR-104)。

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機回しし、客車(Rail Bus Trailer)と連結するRBE2547。

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■日本時代の記録
MR-124(現:RBE2555)。

本山にて2003年8月12日撮影
MR-121(現:RBE2566)。

たびら平戸口にて2003年8月12日撮影
本山〜上相浦 間を行くMR-100形。

2003年8月12日撮影
日本一駅間が短い中佐世保〜佐世保中央 間を行く。

2003年8月12日撮影

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