ミャンマー国鉄元 北海道ちほく高原鉄道CR70形

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北海道ちほく高原鉄道CR70形は、同鉄道ふるさと銀河線用の車両として1989年に製造された車両である。CR70-1〜CR70-8の8両が製造された(他、ほぼ同仕様のCR75形も4両製造された)。製造会社は新潟鐵工所。同社標準の軽快気動車(NDC)で、耐寒仕様である。車両寸法は長さ16,300mm×幅2,998mm×高さ3,761mm。最高速度は95km/h。車体は鋼製。

2006年4月20日のふるさと銀河線廃止に伴い全車両が廃車になり、うちCR70-1〜CR70-3の3両がミャンマー国鉄に譲渡された。現地到着後、ステップ設置、車軸の改造、車体高さの切り詰め(低屋根化)、冷房装置の撤去、塗装の変更、トイレ周りの改造等が施された。ミャンマー国鉄での車両番号はCR70-1が「RBE2539」、CR70-2が「RBE2540」、CR70-3が「RBE2541」。

2008年より営業運転を開始した。

Insein Locomotive Workshopにて整備中のRBE2540(元 CR70-2)。
車高切り詰めにより印象がやや変わったほか、前面窓の下側は黒いテープが巻かれ高運転台化されたかのように見える(実態は車高切り詰めにより前面窓の下端の位置が下がったが、運転台機器の上端の位置は変わらない為、その隙間を目隠しする目的)。
ミャンマーでは使用しない半自動ドア関連の機器は塗り潰されている。
車内の様子。座席がレザー張りに変更されている。座席配置は北海道ちほく高原鉄道時代と変更なし。耐寒仕様の為、デッキ部には大型のガラス張りの袖仕切りが設置されている。
乗務員室付近の様子。
存置されている「CR70-2」の車両番号銘板。
運転台。
ドア周り。戸袋部に木製の機器箱を新設。
車内側のドアボタンはそのまま残されている。
一部のドアボタンは塗り潰されている。走行時も常時ドアは開放している為、このボタンがミャンマー国鉄で実際に使用されることはない。
「お手洗」の日本語表記及びトイレ使用知らせ等も残されている。トイレ自体は自然落下式に改造。
2013年末〜2014年に1年ほど運用に就いたのち、DRC(Insein)で整備待ちのため留置されるRBE2540。

2014年12月30日撮影
Yangon Repair Shopにて修理待ちのRBE2541(元 CR70-3)。
■日本時代の記録
CR70-1(現:RBE2539)。

帯広にて
以下、2003年12月25日撮影
池田に停車中のCR70-1。
ちほく高原鉄道の銘板と新潟鐵工所の製造銘板(平成元年製)。
帯広行きのサボと、CR70-1の車両番号表記。
池田駅の駅名標とCR70-1。
池田〜帯広 間ではJR北海道の車両と連結する。
JR北海道キハ40 709+北海道ちほく高原鉄道CR70-1の2両編成。

池田にて
CR70-1の車内の様子。
CR70-1の運転台。

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