鉄道博物館(義王)初期抵抗車(1001号・1315号・1115号)

首都圏電鉄(現:広域電鉄)開業時導入第一号車の1000系初期抵抗車1001号。1974年日本車両製。前面窓の後退角など国鉄301系や103系1000番台・1200番台譲りの外見である。塗装は同博物館展示時にデビュー当時の旧塗装に塗りなおされた。
1001号台車。川崎重工製の台車を履く。
1001号車内。登場時は非冷房車であったが、後に冷房取付改造を行っている。
1974年度投入車両(日本製)特徴の塗りドアも健在。(後のノックダウン車両はドアは無塗装ステンレス製)
1001号の車番と解説板。車体全長:19.6m、幅:3.12m、高さ:3.8m、重量:34.8t、最高速度:110km/h、電源方式:AC/DC(交直流)である。
一方、こちらは1977年製のノックダウン車の1115号(制御車)と1315号(中間電動車)である(韓国製電車第1号車)。先ほどの1001号とあわせて3両編成で保存されている。
1115号をローアングルで。塗装が剥がれ始め、旧塗装が見え隠れしている。
パンタグラフ周辺。交直流車なので配線が複雑。
1315号(中間電動車)車内。日本の301系及び103系等をベースにしている。
1115号(制御車)車内。イベント時に映像を流せるようになっているため、車内は薄暗くしてある。側ドアではドアコック開放・ドア手動開閉体験が出来る。
1115号運転台。典型的な日本式(国鉄通勤車型標準)のものだ。
ドア上野路線図は1・2号線開業時のものが掲げられている。(1984年〜1985年ごろのものと思われる)
1号線系統路線図(過去のもの)。
6号線未開業、7・8号線・盆唐線部分開業の頃の路線図で、1996年〜1999年頃のものと思われる。

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