DMZ観光都羅山駅

都羅山(トラサン)駅外観。将来の北朝鮮との国境駅化を視野に入れて大規模な駅となっている。横には「京義線鉄道南北出入事務所」の文字が。
都羅山駅舎内部。奥が改札。改札口には憲兵が立っている。
上写真の反対側。奥が出口。ガラスを多用した作り。
駅舎内部には南北の統一を願う様々な絵が掲げられている(写真は、DMZが取り壊され、KORAILの機関車が北朝鮮の客車を牽引して平壌方面に向かう様子を描いた絵)。
「分断を超えて21世紀の統一韓国を走る高速電鉄」の文字の下にはHSR-350X(国産化率92%の高速試験車両)。
乗り場の看板には既に平壌方面の文字が。
北朝鮮方面へのイミグレーション、荷物検査のスペースも既に完成している。上の看板には「出境」の文字。
駅舎内の電光掲示板には日本語での解説も表示。
南北鉄道締結後のユーラシア大陸横断鉄道の路線図。統一後はヨーロッパまで一本の線路で結ばれることとなる。2006年のドイツワールドカップの際は韓国からドイツまでの臨時列車を走らせる計画があったが、幻に終わってしまった。
駅舎前には韓英日中4ヶ国語での都羅山駅解説の看板が。
ホーム上の駅名板。平壌まで205km、ソウルまで56kmの表記。
ホームに停車中の京義線のソウル行き列車。都羅山駅は3面6線(うち1線はホームなし)の構造であるが、現在は一番駅舎寄りの1面1線しか使用していない。
南北鉄道締結後に使用されるであろう2面4線のホームの駅名板には既に次駅である北朝鮮領域内の開城(ケソン)の文字が刻まれている。
都羅山駅の北朝鮮・開城方面の様子。既に線路自体は北朝鮮まで繋がっており、2006年5月25日には軍事境界線を跨いで試運転が行われる予定だったが、実現しなかった。その後も試運転は行われていない。

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