ファンタスティックスタジオ富川

富川にある韓国の映画村、「ファンタスティックスタジオ富川(Bucheon-Fantastic Studios)」では日帝時代のソウルの街並を再現しており、スタジオ内にはソウルの市電を模した2両の路面電車(バッテリー駆動)が走っている。ここでは、時折実際の映画の撮影も行われている。

アクセス:京仁線松内駅から87番のバスに乗り、「ヨンサンムンファ団地」バス停で下車。(車内放送あり)
住所:富川市遠美区サンドン529-2  高層アパート群の中の空き地にあり、場所はわかりにくい。

富川市案内サイト:http://www.bucheonsi.com/cul_art/culture/wild/text/text4.htm (韓国語)

(「ファンタスティックスタジオ富川」の正式な発音は「プチョン・パンタスティクステュディオ」です。)

ファンタスティックスタジオ富川の中のソウル市電を模した車両、526号。バッテリー駆動。町並みは日帝時代を再現しているが、塗装は戦後の白と濃緑のツートンカラー。
同じくソウル市電を模した529号。スタジオ内にはこの2本があり、実際に客を乗せて運行する。
526号と529号は前面窓の形状(526号が5枚窓、529号が3枚窓)、屋根の形状、側窓の数(526号が8枚、529号が7枚)など、何故か微妙な差異がある。また、両者の走る線路は完全に分離しており、一見複線区間のような場所もあるが実際は単線並列運転。軌道はそれぞれ約600m敷かれている。
横から見た526号とセットの建物。
529号車内。非常に簡素で、実車の内装とは程遠い。
運転台(?)。前後に倒すレバー式である。
車内には何故かグリコの広告が。
電車停車場(電停)の看板。
当スタジオで過去に撮影された映画の紹介。最近では映画「野人時代」を撮影したことで有名となった。
セットの町並み。いたるところに日本語がかかれている。
大衆食堂「だるま」。建物の周りの自動販売機や子供向けの乗り物がミスマッチ。
立川駅(?)駅舎。ホームや線路などのセットはない。
ファンタスティックスタジオ富川正面玄関。
正面玄関の横。セットの裏側が丸見え。

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