元 東急電鉄8000系外観

8007F。2005年に、8000系で最初にKRL JABODETABEKに譲渡された編成である。同編成は東急電鉄引退時に東横線で「伊豆のなつ号」として伊豆急行8000系の塗装を纏って運行されたが、KRL JABODETABEK譲渡後も暫くは塗色変更されずに使用されていた(2008年に現在の塗装に変更)。

Gondangdiaにて
Jakarta Kota駅を発車する8007F。
Manggarai駅構内を通過する、エクスプレス運用に就く8007F。なお、同編成の行先表示機は元々LED化されていたが、KRL JABODETABEK導入後しばらくして8007号車側はインドネシア製の新規LED装置が設置され、8008号車側は未設置(本来設置されていたLED装置は撤去済)となっている。
8003F。2005年に、8007Fに次いでKRL JABODETABEKに譲渡された。同編成は大井町線・田園都市線用の編成であったため、東急電鉄では5両編成で運行されていた。KRL JABODETABEK譲渡時に、中間に8025Fの中間車3両(8263・8142・8213)を組み込んで運用されている。現在の塗装は8007Fに類似しているが、前面の帯の塗りわけが異なっている。

Jakarta Kotaにて
Jakarta Kota駅を発車する8003F。
中央線・ブカシ線直通のエクスプレス運用に就く8003F。

Manggaraiにて
8039F。2007年にKRL JABODETABEKに譲渡された。同編成は東急電鉄引退時に東横線で「リバイバル急行8000系号」として運行された。KRL JABODETABEK譲渡後は青系の帯を巻いて運用に就いている。前面の方向幕(8021Fの発生品)も存置されている。

Manggaraiにて
2010年に帯色とスカートの形状が変更された。方向幕も種別表記のコマを追加。

Manggaraiにて
8007Fの前面行先表示機。インドネシア製のLED装置に換装され、表示幅は狭くなっている。
8003Fの側面方向幕。旧幕がそのまま使われており、車両ごとに表示はバラバラ。
8007Fの側面行先表示機は撤去されている。なお、窓ガラスはガラス飛散防止フィルム(投石対策)が貼られている。
車両番号は変更なく、車番プレートも前面・側面ともに東急電鉄時代のものをそのまま使用している。
床下機器は灰色・台車は黒に塗られている(東京都交通局6000形を除いて、他形式も同一)。
Universitas Indonesia駅に到着する、Jakarta Kota行きエコノミーACの8007F。

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