元 JR東日本205系内装

ハエ23編成の車内の様子。側窓へのガラス飛散防止フィルム貼付、非常用ハンマーの設置、路線図・避難誘導標識の掲示等が行われた。座席のモケットや床敷物等は変更されていない。
車端部。
車内の日本語表記は、一部は存置されている。
優先席付近。黄色いつり革もそのままである。
優先席部のロールカーテンは優先席の案内が印刷済みのため、除去されずそのまま使用されている(側窓のステッカーは除去済み)。
ドア周り。ドア本体には各種案内が追加されている。天井には路線図を掲示。
サハ204形(6扉車)の車内。
座席の使用可否を示すランプは残されているが、ラッシュ時でも座席を収納することはないため用を成していない。
山手線から埼京線への転属時に追加設置された側面案内表示器の裏側。
6扉車では路線図を戸袋部にステッカーで掲示。
非常用ハンマー(緊急時に窓を叩き割る)。2013年12月にセルポン線で発生した踏切事故を受けて、2014年より安全対策強化の一環で全車両に設置されている。
緊急時の避難案内。形式別に作り分けられており、205系では更に4扉車・6扉車別に仕様が異なる。
写真は6扉車用。現地では「12 Pintu」=「12扉」車と呼ばれているようだ。(4扉車の案内では「8 Pintu」(8扉)と表記されている)
先頭車の車内。
クハ204形(1号車)の防犯カメラは埼京線時代のまま存置されている(カメラ自体は使用されていないと思われる)。
乗務員室仕切り。
クハ205形(10号車)の貫通扉に貼付されている女性専用車の案内は、一部の編成では貼られたままになっている(現地でも女性専用車として運用されている)。
乗務員室内。

※許可を得て撮影
運転台周り。各種スイッチには、インドネシア語表記が追加されている。
運転台からの前面展望。投石除けの金網が追加されているため、やや視認性が低下している。
運転台の足下には足踏み式デッドマン装置(写真中、マスコンの下のペダル)が追加で設置されている。
埼京線時代に使用していた停車駅通過防止装置(上)と、各種スイッチ。
編成札。一部編成では埼京線時代のものがそのまま掲げられている。
列車無線受話器。KCJ仕様で、改造時に設置された。
6扉車の座席操作スイッチ箱。
行先指令器。
方向幕対照表。
Bukit Duri基地内での出庫前の車両整備の様子。座面を外して中に異物が混入していないか確かめる。
ドア点検の様子。
夜の車内。外が暗いと、日本で205系に乗車しているような感覚になる。蛍光灯はすべて設置されている。
1駅間の車内の様子。始発駅のBogorから座席が埋まるほど混雑している。車内放送は205系専属の車掌が行っている。

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1駅間の車内の様子。6扉車はラッシュ時を中心に混雑が激しいKRL JABODETABEKでも重宝されている。
混雑時には3人掛けの折り畳み座席に4人掛けで着席しているケースもある。

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元 埼京線205系ハエ1編成走行音(Bogor→Citayam)界磁添加励磁制御。
Tc-M-M'-M-M'-M-M'-T'-T'-Tc'(6M4T)の10両編成。
3駅間の走行音。この区間は駅間距離が長く、速度も80km/h程で走行する。
車内放送は205系専属の乗務員により行われる。自動放送は2014年8月現在、未対応。

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