平壌で活躍する日本の中古バス

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平壌では日本の路線バス・高速バス・観光バスの中古車両を少なからず見かける。これらは貨客船「万景峰号」(万景峰92)へ積載されたか、もしくはロシア等の第3国経由で輸出されたものである。日本時代の塗装そのままで活躍する車両も多い。

これら車両は一般の路線バスの車両としてではなく、原則、社用車として使用されている。北朝鮮は右側通行のためドアの位置が逆となってしまうが、非公式側にドアを移設している車両は少ない(同じく右側通行のフィリピンやミャンマーに輸出された日本の中古バスの大半はドアが非公式側に移設または増設されている)。

Special Thanks(バス車両出自情報ご提供):飛騨号様
(写真:管理人撮影)

高麗ホテル前の交差点を行く阪神バス。
塗装だけでなく、車両番号の「654」や、ドア付近の「入口」「出口」の表記も残っている。
阪神バス654の非公式側。
阪急バス。平壌国際空港から平壌市中心部へ向かう途中ですれ違った。
ジェイアール東海バス。

万景台にて
西日本ジェイアールバス。

万景台にて
リアにはJRマークも残っている。
西日本ジェイアールバス(左手前)とバスウェイ(右奥)。

万景台にて
バスウェイの9109号車。元 立川バス1192号車。
富士急行。

プルグンビョル駅付近にて
日立電鉄バス(貸切車)。

プルグンビョル駅付近にて
南海バス。

光復通りにて
東京ベイシティ交通5103号車。通称「KaNaCカラー」と呼ばれる塗装。リアには東京ベイシティ交通のロゴや車両番号も残っている。

光復通りにて
平壌駅前に乗り入れた、元名鉄バス(もしくは名鉄系列のバス)。塗装は変更されているが、中扉が2枚折戸であることが識別ポイント。
帝産観光バス。車両側面の、走る犬のエンブレムは撤去されているが、車体塗装はそのままである。

高麗ホテル前にて
沖縄バス(貸切車)。

黄金原駅前にて
昭和自動車(貸切車)?前ドア横に「貸切」の文字が残っている。

3大革命展示館前にて
日立電鉄バス(左手前)と、昭和自動車?(右手前)。

戦友駅付近にて
頸城自動車?富士重工の5Bで、運転席と客用ドア・非常扉の位置が左右移設されている。側面には「朝青愛国号」(朝青=朝鮮青年の略)の文字。

高麗ホテル前にて
富士重工の5E。出自不明。

万景台遊戯場にて
三菱自動車工業製のエアロバス。出自不明。前ドア横に「貸切」の文字が残っている。

3大革命展示館前にて
自家用バス?出自不明。

倉田通りにて
自家用バス?出自不明。

プルグン通りにて
自家用バス。
「朝鮮国際旅行社」のバスとして使用されている。前輪のタイヤハウスの横に「自家用」の文字が残されている。

万寿台噴水公園にて
日本のトラックも活躍している。写真は西濃運輸の日野スーパードルフィン。西濃運輸のカンガルーのロゴが残り、「カンガルー便」の文字もうっすらと残っている。
主体思想塔とカンガルー便のコラボレーション。

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