中国鉄道博物館蒸気機関車

当博物館の目玉の展示車両である、解放型304号機「毛沢東号」(1941年日本製)(右)と解放型JF-1191「朱徳号」(1942年日本製)(左)。
解放型304号機「毛沢東号」。元満鉄ミカイ形で、1946年10月に哈爾濱機関区で「毛沢東号」と命名された。1977年に引退。
解放型304号機「毛沢東号」のキャブ。
解放型304号機「毛沢東号」のキャブの前面窓(機関士側)からの眺望。
解放型2121号機(1952年四方機車廠製) 。1986年引退。
解放型2121号機のキャブから見た、鉄道博物館の車両展示庫。

解放型4101号機(1958年太原機務段製)。中国初の、機関区で組み立てた蒸気機関車。
解放9型3673号機(1940年日本製)。元満鉄ミカナ形で、「天皇型」とも呼ばれる。
KD5型373号機(1921年日本製) 。
KD5型は日本の9600形蒸気機関車を1938年〜1939年に日本で標準軌仕様に改造して中国大陸に送られたものである。
KD55型579号機(1921年日本製)。上掲のKD5型(日本の9600形蒸気機関車)を標準軌仕様に改造後、戦後に中国側で1000mm軌間(メーターゲージ)仕様に再改造されて昆河線で運用された。
前進型0001号機(1956年大連機車廠製)。
前進型は幹線向け貨物用機関車で、1956年〜1988年に4708両が製造された。当初は「平和型」と命名され、1971年に「前進型」と改名された。解放型よりも牽引力が40%増となっている。展示車は前進型のトップナンバー車。
勝利型601号機(四方機車廠1956年四方機車廠製)。
勝利型は満鉄パシロ形をデットコピーした幹線向け旅客用機関車で、151両が製造された。
人民型1001号機(1958年四方機車廠製)。
人民型は勝利型をベースに設計された幹線向け旅客用機関車で、258両が製造された。
PL3型51号機(1935年日本製)。
PL3型はタンク式機関車で、入替用として東北地方で使用された。
SN型23号機(1929年アメリカ製)。
SN型は600mmゲージの客貨両用機関車で、雲南省の鶏个鉄路に配属されていた。同型車が上海鉄路博物館にも保存されている。
工建型1019号機(1959年太原工廠製)。
工建型はタンク式機関車で、工場・鉱山用として1958年〜1961年に122両が製造された。

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