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香港の摩天楼をバックに山頂駅付近に差し掛かるピークトラム。 白加道〜山頂にて | |
急勾配を下るピークトラム。 山頂〜白加道にて | |
白加道駅付近は山肌に沿って線路が敷かれている。 梅道〜白加道にて | |
ピークトラムの車両。1989年スイス・Von Roll社製。開業100周年事業として導入されたもので、同時に車両はコンピューターによる自動制御化、架線の撤去(両終端駅停車中に充電方式に変更)が行われた。2両固定編成。 | |
車内の様子。座席は2+3列配置で、すべて山頂側を向いたクロスシートとなっている。山頂行き基準に進行方向右側の座席(3列座席)に座ると車窓から超高層ビルを望むことが出来る。最大勾配27度、最小勾配4度という勾配に対応するため車両は普通鉄道と同様のフラットな床面となっている。冷暖房完備で、天井の両端に天窓が設置されている。定員は1両あたり120名(着席95名、立席25名)で、編成あたり240名。 | |
途中4箇所の駅には車内の扉付近に設置されている降車ボタンを押す(駅から乗車する場合は、駅に設置されている停車ボタンを押す)ことがない限り、列車は通過する。いずれかのボタンを押した場合、車内の案内表示機で停車する駅が点灯する。なお、駅の位置は線対称ではないため、片方の列車が駅に停車する場合はもう片方の列車は駅でない場所に停車する。 | |
山麓側始発駅である花園道駅の切符売り場と自動改札機。 | |
山頂駅に入線するピークトラムの列車。両端駅は線路の両側にホームが設置され、乗車ホームと降車ホームが分離されている。 | |
車内から眺めた香港の摩天楼(列車の角度にあわせて撮影)。 梅道〜白加道にて | |
途中駅の梅道駅。急勾配上に設置されているため、ホームは階段状になっている。一方、列車の床はフラットなため、乗降する場合は脚力がいる。 | |
白加道駅の様子。屋根や照明の造形が凝った作り。ホーム上から摩天楼を一望できる。 | |
堅尼地道〜麥當勞道 間の本線脇に保存されている、1959年から1988年まで使用されていた車両。車体はアルミ製で、屋根上にはパンタグラフが設置されている。 | |
梅道〜白加道 間にあるすれ違い地点から上方300m程は、中央のレールを共有する珍しい3線軌道方式(上の配線図を参照)。急カーブ地点にあり、2本のロープが接触しないようにこのような方式になったと推測するが、正式な理由は不明。 | |
山頂駅(駅ビル)の外観。様々な店舗や博物館が展開していて、最上階は展望台となっている。 | |
山頂駅の展望台から見た夜景。香港の夜景は日本の函館、イタリアのナポリと並んで世界三大夜景と言われる。 | |
花園道駅から中環天星碼頭(チュンワンティンシンマータウ/セントラルフェリーピア)=中環のスターフェリー乗り場までは15C系統バスが運行されている。基本的に2階建てのオープントップバスで運転され、運賃は3.3香港ドル。 |
ピークトラムの往復乗車券(表/裏) 磁気式である。出場時は改札機がないので、乗車券は記念に貰うことができる。 この他、オクトパスでも乗車可能。途中駅乗降時は車内に設置されている読み取り機にタッチする。 |