広州地下鉄 APM線

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広州地下鉄APM線は林和西(リンホーシー)〜赤崗塔(チーガンター)間9駅3.9kmを結ぶ、新交通システム(AGT/APM)の路線である。「珠江新城旅客自動輸送系統」とも呼ばれる。車両基地を含め全区間が地下。全区間複線(右側通行)で、第三軌条集電方式による三相交流600V電化。中央案内式の軌道である(車両はゴムタイヤ車輪)。車両基地は赤崗塔停車場。2010年11月8日に現営業区間が開通した。

列車は2両編成で、全自動・無人運転される。車両はBobardier製の「INNOVIA APM 100」(別称:CX-100)で、2010年〜2011年にcMc(単行)14両が同社のピッツバーグ工場(アメリカ)で製造された。車体は鋼製。車両寸法は長さ12,800mm×幅2,800mm×高さ3,400mm。最高速度は60km/h。車両番号はM1A001〜M1A014が振られている。ホーム有効長は3両分あり、列車も将来の3両運転に対応している。

駅間距離は平均473.4m。全区間が3号線とほぼ並行している。駅間最長区間が林和西〜体育中心南 間の693.5m、最短区間が体育中心南〜天河南 間の315.5mである。

当線は運賃体系が他の路線と完全に独立しており、運賃は2元均一である。両端駅で3号線と接続しているが、改札外での乗換えとなっている。乗車券はトークン式で、改札入場時に回収される。

(路線図:管理人制作)

APM線のBombaridier製「INNOVIA APM 100」。同タイプの車両は、アジアでは北京首都国際空港内のシャトル列車、マレーシア・クアラルンプール国際空港内のAero Train、シンガポール・ブキパンジャン線等に導入されている。
林和西駅に停車中の列車。APM線は全区間地下で、全駅にプラットホームスクリーンドア(PSD)が設置されている。
「INNOVIA APM 100」の車内の様子。ドアは片側2箇所。
座席は車端部にのみ設置されている(各2人掛け)。2両編成で運行されるが、車両間の通り抜けは出来ない。
ドア幅は2,100mm。各ドアの上にはLED式車内案内表示機が設置されている。
靴摺り部の製造銘板。
側窓の上部にはLCDが設置されている(1両あたり片側3箇所、計6箇所設置)。
千鳥配置で設置されているマップ式案内装置。既に走行した区間を赤、これから走行する区間を緑で表示する。
南側の終点の赤崗塔駅。コンコース階まで吹き抜けとなっている。ホームは1面2線の島式ホームで、乗車ホームと降車ホームが分離されている(当駅どまりの列車は、一旦留置線に入線してから折り返す)。
北側の終点の林和西駅。頭端式ホーム1面2線の構造で、ホームの先に改札口がある。
APM線専用の自動改札機。
APM線の改札口。入場用改札機を通る際に乗車券(トークン)は回収される。出場用改札機はセンサーで開閉する構造となっている。
出場用改札機。入場用改札機と比べ、非常に簡易的な構造である。
APM線用の乗車券(表/裏)。直径3cmのICトークン式。
全区間地下。全駅島式ホームで、プラットホームスクリーンドア(PSD)が完備している。中国初の完全無人運転の地下鉄(新交通システム)である。

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車内は両端のみ座席が設置されている。照明は電球色蛍光灯を使用。

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APM線Innovia APM 100走行音(体育中心南→林和西)抵抗制御。
cMcを2本連結した2両編成。
自動放送は北京語・広東語・英語。
APM線Innovia APM 100走行音(赤崗塔→歌劇院)

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