北京地下鉄八通線

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北京地下鉄八通(パートン)線は四恵(スーフイ)〜土橋(トゥーチャオ)間13駅18.1kmを結ぶ路線である。全区間が地上区間。全区間複線(右側通行)で、第三軌条方式による直流750V電化。軌間は1,435mm(標準軌)。車両基地は土橋駅が最寄の土橋車両段。四恵〜四恵東(スーフイトン)間は地下鉄1号線と線路が並走し、複々線区間となっている。地下鉄1号線の東側延長線の役割を果たしているが直通運転は実施していない(現在の配線では直通運転は不可能)。2003年12月27日に現営業区間が開業した。

車両はSFM01型とSFM02型の2形式で運行される。SFM01型はアルミ車体、SFM02型はステンレス車体で、SFM01型は南車集団四方機車車両および北京地鉄車両廠(現:北京地鉄車両装備有限公司)、SFM02型は全車両が南車集団四方機車車両が製造を担当し、2003〜2005年にSFM01型4両編成19本(76両)、SFM02型4両編成5本(20両)の計24編成(96両)が製造された。なお、製造当初の形式名はそれぞれ「SFX01型」、「SFX02型」であった。

2008年には全編成6両編成化に伴い、SFM07型と呼ばれる中間車2両24編成分(SFM07型はSFM01型とほぼ同一仕様で、アルミ車体)が製造されたほか、輸送力増強用としてSFM01型の編成単位での新造車が同年に6両編成6本(36両)製造された。なお、SFM02型は6両編成化時に、中間に組み込まれたSFM07型と外観を統一する為、従来無塗装であった車体を灰色に全面塗装した。

開業時はDK3型14編成とDK8型4編成で運転されていたが、SFM01型・SFM02型の増備に伴い、2005年には全車引退している。

(路線図:管理人制作)

京通快速路に沿って走る、八通線のSFM01型。車両寸法は長さ19,000mm×幅2,800mm×高さ3,510mm。加速度は3.0km/h/s、最高速度は80km/h。車体はアルミ合金製。全編成が土城車両段所属で、編成番号はTQ401〜TQ408およびTQ414〜TQ430。編成番号・車両番号の頭には土城車両段所属であることを示す「TQ」(土城=Tu Qiao)がつく。
2008年に全編成6両編成化され、TQ424編成までの編成(2003〜2005年製車両)には土橋側から3両目と5両目に中間新造車(SFM07型)が組み込まれた。また、2008年製のTQ425〜TQ430編成は当初から6両編成で導入された。

高碑店〜広播学院にて
ビードレスステンレス車体のSFM02型電車。車体の材質が異なるほかはSFM01型と同一設計。登場時は無塗装車体であったが、2008年の6両編成化の際に、新たに組み込まれたアルミ車体の中間新造車に外観を統一するため、灰色に塗装された。なお、左の写真の前から2両目と4両目が組み込まれた新造中間車であるが、屋根の高さがSFM02型と微妙に異なっているのが分かる。
編成番号はTQ409〜TQ413。

広播学院〜高碑店にて
最初期に製造されたSFM01型のTQ402編成。路線開業当初はTQ401編成・TQ402編成・TQ415編成の3編成のみであった(このうちTQ415編成のみ北京地鉄車両廠製)。
この3編成は後の製造車両と外観や内装が一部異なっている(後述)。

高碑店〜四恵東にて
2008年に編成単位で増備されたSFM01型6編成(36両)のうちのひとつ、TQ427編成。従来車両との目立った変更点は特に見当たらない。

広播学院にて
4両編成時代のSFM01型。

双橋にて
4両編成時代のSFM02型。側面が無塗装であったため、SFM01型との見分けは比較的容易であった(SFM01型は登場時から全面灰色塗装)。

果園にて
SFM01型(上)とSFM02型(下)の側面。前者はアルミ車体、後者はステンレス車体のため車体の質感が異なるが、デザインや性能は同一。なお、SFM02型の写真は側面無塗装時代のもの。
初期車のTQ401編成・TQ402編成・TQ415編成の3編成の中間車には車端部に小型の側窓がある(その後の編成では廃止)。左の写真で、両隣に連結された車両は、6両編成化時に組み込まれた中間新造車。
この他、この3編成では、車内の座席の袖仕切りにガラスが使用されているのも特徴である(その後製造の編成では省略)。
SFM02型の車内の様子。各車両に2箇所計4台のLED式案内表示機が設置されている。座席はFRP製。冷房装置を搭載している。ドアエンジンは電気式。
北京地鉄車両廠製の車内銘板(ステッカー)。貫通路上に設置されている。
乗務員室仕切り扉。窓からは前面展望が可能。
運転台。1984年に東急車輛製の電車を北京地下鉄に1編成導入(現在は運用離脱)した影響か、日本式のT型ワンハンドルマスコンを採用している。
四恵東駅の東側で、折り返し用の留置線で待機中の1号線DKZ4型と、その傍らを走るSFM01型。

高碑店〜四恵東にて
地下鉄1号線との複々線区間を走るSFM01型。手前は地下鉄1号線の線路。

四恵〜四恵東にて
早朝の、モヤがかかった北京郊外を走るSFM01型。

管庄にて

八通線SFM01型走行音(臨河里→土橋) IGBT-VVVF制御で、制御装置は東洋電機製。
Mc-T-T-Mc(2M2T)の4両編成。
八通線SFM01型走行音(梨園→臨河里)
八通線SFM01型走行音(広播学院→高碑店)

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